「楽天市場」で菓子の販売を手掛ける南陽軒(本社岐阜県、小南正信社長)は10月25日、栗きんとんと栗柿きんとんが入ったセット商品の累計販売数が1年間で35万食を超えた。「母の日」や「敬老の日」など、イベント時に購入者限定の特典を付与したことが寄与した。七つの特典を用意することで、顧客からの購入につなげた。
特典は全て自社スタッフが用意している。梱包やシールの貼り付けなど、細かい作業を6人のスタッフが行っている。「機械の導入も考えたが、コストがかかる。忙しいイベント時でも昔から働いてくれているスタッフが効率的に作業を行ってくれている」(小南社長)と話す。
南陽軒は季節ごとのイベントを重要視している。「母の日」にはカーネーションや8種類のメッセージカード、ありがとうと記載されたシールを貼付したりしている。
南陽軒/年間販売数35万食超/栗きんとんのセット商品(2021年11月4日号)
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。