PETOKOTO/獣医師が取締役副社長に/獣医療分野拡充を目指す(2021年10月28日号)

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大久保泰介社長(写真左)と佐藤貴紀社長

大久保泰介社長(写真左)と佐藤貴紀社長

 ドッグフードのサブスクや、ペットメディアの運営を行うPETOKOTO(ペトコト、本社東京都、大久保泰介社長)はこのほど、獣医師の佐藤貴紀氏が取締役副社長CVO(チーフ・バリュー・オフィサー)に就任したことを明らかにした。上場に向けて新たな経営体制を構築し、獣医療分野を強化するのが狙いだ。獣医療のDX化や、病気のペット向けの商品開発を推進するとしている。
 副社長に就任した佐藤氏は、「19年間臨床を経験してきた。19年前はドッグフードの状況も悪く、食事で病気になるケースも少なくなかった。長年飼い主の声を聴いてきた経験を生かし、今後の展開を広げていきたい」と話す。
 大久保社長は、「当社では、愛犬の悩みをラインで相談するシステムを展開している。いいドッグフードを作るだけでは簡単には売れない。佐藤副社長には、カスタマーサポートにも携わってもらい、相談の質を向上させていきたい」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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