グリラス/食品ロス改善のチーム発足/農水省内組織として(2021年10月14日号)

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記者発表会での渡邉崇人代表

記者発表会での渡邉崇人代表

 昆虫食の卸や、ECでの販売を行うグリラス(本社徳島県、渡邉崇人社長)は9月29日、農林水産省が事務局を務めるフードテック官民協議会内のワーキングチームとして、「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」を発足した。同団体の代表は、同社社長の渡邉崇人氏が務める。
 同団体では、世界的に発生している食品ロスの問題を背景に、40年までに年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指すとしている。
 サーキュラーフードとは、環境負荷の軽減を目指し、食品ロスを主要原料とした活用すべく開発された食材及び食品を指す。グリラスでは、食品ロスを食用コオロギの餌として使用。食品ロスの循環を行っている。
 同団体の今後の活動としては、サーキュラーフードの認証を行うことを通じて、商品価値の向上や、販路拡大、新たなサーキュラーフードの生産の推進などを図っていくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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