アスクル/DX人材育成に注力/独自の研修プログラムを開始(2021年9月16日号)

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 アスクルは9月1日、DX(デジタルトランスフォーメーション)に精通した人材の育成を強化するため、独自の研修プログラムの運用を開始した。基礎的な技術を学ぶ全社員向けのプログラムと、データサイエンティストやエンジニアなど、専門職の社員を対象にした高度な専門プログラムで構成。今後3年で中級レベル以上のDX人材を全体の16%以上に高めることを目指す。
 「ASKUL DX ACADEMY(アスクル・ディーエックス・アカデミー)」は、人材採用を進める人事部門と、DX戦略を進めるテクノロジー部門が連携して開発した社内研修プログラム。
 データやテクノロジーを使いこなせる人材を育成できるカリキュラムになっている。講師はアスクルの従業員を中心に、DXセミナーでは外部講師を招く。
 全社員向けに5プログラム、専門職の社員向けに6プログラムを用意している。受講者は社内公募や推薦で選出し、プログラムを約半年間受講する。受講者は中級レベルを目指して学習を進め、さらなるステップアップが図れるよう、講師が育成カリキュラムでサポートする。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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