ファーマフーズ 第3四半期/売上高207%増の337億円/「ニューモ」好調で27億円の黒字に(2021年6月10日号)

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 ファーマフーズの20年8月―21年4月期(第3四半期)の連結売上高は、前年同期比203.7%増の337億4800万円だった。190億4300万円を売り上げるなど、「ニューモ育毛剤」の販売が好調だった。前年は2億2500万円の赤字だった経常利益は、27億1600万円の黒字に転じた。
 セグメント別にみると、「通信販売事業」の売上高は、前年同期比247.9%増の314億6900万円だった。
 190億円超を売り上げた「ニューモ育毛剤」については、インフォマーシャルやウェブ広告に加え、新聞広告など紙媒体を使った展開にも注力したという。
 サプリメント通販では、「ニューモサプリメント」の販売が好調で、29億1200万円を売り上げた。化粧品通販では「ヘアボーテエクラ ボタニカルエアカラーフォーム」の販売に注力したという。
 通販事業では、広告宣伝費として前年同期比217.8%増の193億6500万円を計上したという。前年同期は4億1600万円の赤字だった同事業のセグメント利益は25億6200万円の黒字に転じた。
 「機能性素材事業」の売上高は前年同期比1.5%増の19億2700万円、セグメント利益は同19.0%減の4億9400万円だった。主力商品である「ファーマギャバ」の売上高は9億900万円だった。健康食品OEMの売上高は前年同期比51.3%増の5億7300万円だった。
 創薬事業を行う「バイオメディカル事業」の売上高は前年同期比108.3%増の3億5000万円、セグメント利益は1億2800万円だった。
 同社では、21年7月期の通期の連結売上高として、400億1400万円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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