ヤーマン 20年4月期/通販売上は58億円/広告効率悪化で1.2%減

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 ヤーマンの20年4月期連結業績における直販(自社通販)部門の売上高は、前期比1.2%減の58億4400万円となった。前期はウェブを中心とした広告からインフォマーシャルや紙媒体といったマス広告に投資の比重を切り替えた。売り上げは回復基調となったが、広告効率が低下したため、営業利益は同22.2%減の21億3100万円だった。
 店販部門はコロナ禍の営業自粛が打撃となった。売上高は同29.2%減の68億2800万円、同部門の営業利益は同44.5%減の20億4500万円となった。
 海外部門は、売上高が同34.8%減の49億1600万円、営業利益は同51.3%減の16億3100万円だった。
 中国国内向けの販売は売り上げが好調に推移したが、香港・韓国向けの販売は落ち込みが続いた。インバウンド需要の停滞やデモなどの外的要因が影響したとみられる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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