ベネッセホールディングス 20年3月期/営業利益は39%増に/国内通教売上高は4.5%増

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ベネッセホールディングス(HD)が5月25日に発表した連結業績によると、20年3月期における「進研ゼミ」などの国内教育事業の売上高は、前期比4.3%増となる2003億9300万円だった。営業利益は同39.6%増の140億4200万円だった。
 19年4月に実施した「進研ゼミ」の価格改定と、同1月に連結子会社化した学校向け教育事業を手掛ける2社の売り上げを期首から計上したことが増収要因となった。
 国内教育事業のうち、小・中・高の各講座で構成される「進研ゼミ」の売上高は、同6.9%増の937億5300万円だった。
 19年4月から20年3月にかけての「進研ゼミ」の延べ在籍数は、前年同時期から1000人増の1913万9000人。そのうち約7割を占める小学講座の延べ在籍数は同2.1%増の1364万5000人だった。
 海外事業や介護事業などを含んだ連結業績における売上高は、同2.1%増となる4485億7700万円だった。営業利益は同30.9%増の212億6600万円、経常利益は同37.9%増の167億5900万円、当期純利益が同28.3%増の62億8900万円となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ