ファンケル/100%休業補償/店舗従業員約1800人に

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 ファンケルは4月23日、新型コロナウイルスによる政府の緊急事態宣言を受けて、休業している直営店舗の従業員の給与を100%補償すると発表した。グループ会社であるアテニアの直営店舗の従業員にも、同様の補償を実施する。対象者はファンケル・アテニアの直営店舗に在籍する従業員約1800人(ファンケル約1600人、アテニア約200人)。
 4月23日現在、ファンケルは直営店舗216店のうち205店舗が休業。アテニアは直営店舗24店舗の全店が休業している。休業中の店舗従業員の給与は、政府の「雇用調整助成金」などの制度も活用して100%補償。雇用契約も維持する。
 休業補償期間は、緊急事態宣言の発令期間である4月7日から5月6日まで。緊急事態宣言が延長された場合、休業補償の延長も検討する。
 休業中の店舗従業員には4月から、社内教育機関である「ファンケル大学」が作成した学習ツールを提供。製品や美容・健康成分に関する知識向上を図っている。PCなどのEラーニングも実施して、幅広い知識の習得を目指すという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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