〈女性のQR利用率6割〉 トッパン・フォームズ/DMに関する調査データ発表

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 トッパン・フォームズは9月25日、DMに関する調査データを発表した。パーソナライズDMを「好ましく思わない」とする回答の割合は14年の調査と比べて6.2ポイント減の30.9%に改善。DMからウェブサイトへのアクセス手段として、最も利用するものを「QRコード」と回答した割合は、20〜30代の女性で6割を超えた。
 パーソナライズDMに対する意見では、「自分にメリットのある情報をもらえるなら構わない、好ましい」と回答した割合は全体の43.2%だった。14年の調査から1.2ポイント上昇した。特に40代男性では、56.3%と最も高かった。
 「QRコード」の活用状況も変化した。16年の調査では、最も活用されているウェブサイトへのアクセス手段は、検索窓にキーワードを入力した図だった。
 トッパン・フォームズは「若い女性でQRコードの利用率が高いのは、トレンドをつかむ早さが関係している。今後、他の年齢層や男性でもQRコードの活用は進んでいくだろう」(マーケティング部・落合俊行市場調査グループマネージャー)と分析している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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