【無店舗販売化粧品市場 分析】 上位50社合計8682億円/実質成長率は12.3%

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 日本流通産業新聞は6月、通信販売事業者と訪問販売事業者を対象に、2017年度の化粧品売上高を調査した。上位50社の合計売上高は8682億5600万円だった。本紙推定の売上高も含め前年度調査と比較可能な42社の実質成長率は前年度比12.3%増だった。

■大手3社が市場をけん引

 17年度の無店舗化粧品販売市場では、訪販化粧品最大手のポーラが、2位のファンケルに900億円以上の差をつけ1位となった。ポーラは前期よりも370億円の増収を達成。ファンケルの売上高も前期比13.6%増となった。ディーエイチシーも前期比3.4%の増収を記録。大手3社が無店舗販売化粧品市場全体の成長を力強くけん引した。
 ポーラが増収したのは、17年1月に発売したシワ改善の薬用化粧品「リンクルショットメディカルセラム」が大ヒットを記録したからだ。


■オールインワン化粧品市場広がる

(続きは、「日本流通産業新聞」6月28日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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