アリックス/ライラックのNB事業を統合/糖鎖栄養素サプリは販売継続

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 アリックス・インターナショナル(以下アリックス、本社米国ユタ州)が、日本のNB企業のM&Aを進めている。6月2日に、糖鎖栄養素を主成分にした健康食品を販売する、ライラック(本社大阪府、巽俊二社長)のNB事業を譲り受け、アリックスでの会員登録を始めた。アリックスは17年8月にも、水素サプリメントを販売するユニヴェール(本社東京都)と、乳酸菌製品を主力にするクオーレ(本社東京都)の2社と経営統合。製品をリブランディングし、日本法人のアリックス・ジャパン(本社東京都、宮城邦夫GM)と会員組織を融合させて活性化につなげる。
 ライラックは04年に「糖鎖ジャパン事業本部」としてNB事業を開始。サプリメント「ライラック糖鎖スーパーV8」を主力に、乳酸菌を配合したサプリメント「ライラックラクティープレミアム」、スキンケアの「ライラックモイストシリーズ」などを販売してきた。
 60代以上の女性会員が中心。全会員の8割以上を占める愛用者のリピート購入で安定的な売り上げを確保してきた。ただ、「糖鎖栄養素」は、素材の説明が難しいこともあってビジネスとして取り組むリーダーが少なく、ここ数年は業績が低迷していた。そこでNB事業の営業権をアリックス社に譲渡することに決めたという。
 アリックスのM&A戦略を担当する加藤嘉明エグゼクティブディレクターによると、

(続きは、「日本流通産業新聞」6月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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