TOKYO BASE 23年2―7月期/EC売上は0.9%増/ECモールの減収が影響(2023年10月12日号)

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 TOKYO BASEの23年2―7月期(第2四半期)のEC売上高は、前年同期比0.9%増の24億5900万円だった。EC売上高の64.5%を占める「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」における減収が影響している。
 実店舗の売上高が2桁増となる中、EC売上高は微増となった。EC化率は同1.9ポイント減の25.5%だった。
 「ZOZOTOWN」における売上高は、同3.8%減の15億8600万円だった。
 「『UNITED TOKYO』のレディースはこれまで良く売れていたこともあり、競合他社が真似したり、似たような商品を低価格で作ったりしたことで苦戦している」(谷正人CEO)と話す。
 今後、EC事業のテコ入れを行う。自社ECと「ZOZOTOWN」の運営組織を統合し、業務の効率化を図る。
 「統合することによって無駄な仕事を減らして、業務を改善し、お客さまに対して一番重要な仕事に対して力を入れる。今後、人がやらなくてもいい業務や、誰かがやってもいいような仕事は、外注していく」(同)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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