ワタミ/第1四半期は減収減益/コロナ5類移行で中食需要が減少(2023年8月31日号)

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 ワタミの23年4―6月期(第1四半期)における「宅食事業」の売上高は、コロナが5類へ移行し中食の需要が減少したことに伴い、前年同期比3.6%減の99億8400万円、営業利益は同21.6%減の10億3400万円だった。
 宅食事業の営業拠点数は525カ所。調理済み商品の累計届数は同2.4%減の1534万1000食となった。テレビ通販による広範囲にわたる宅食需要の取り込み、コロナ禍収束による宅配需要の減少が影響した。
 24年3月期は、前期のコロナ特需からの反動を見込み、通期業績を前期比6.4%減の410億円、営業利益は同38.9%減の35億円と減収減益を計画している。コロナ特需を除いた実力値は前期比3億5000万円の増益になるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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