ダスキンのフランチャイズ加盟店として掃除用品のレンタル事業などを展開するナックは5月31日、原状回復工事の施工などを行うキャンズ(本社神奈川県、飯田龍也社長)を子会社化したと発表した。ナックでは、キャンズの子会社化により、ハウスクリーニング事業の拡大を図るとしている。
キャンズは、神奈川県内において、不動産会社や不動産管理会社と提携し、賃貸物件などの原状回復工事や、空室清掃などを行っている。22年6月期のキャンズの売上高は、前期比6.2%減の3億6400万円だったという。
ナックは5月31日付で、キャンズの株式の100%を取得した。株式の取得額は公開していない。
ナックでは、キャンズを子会社化し、法人営業部を強化する方針だ。原状回復工事を内製化するなどして、ハウスクリーニング事業の拡大を目指すとしている。
ナック/原状回復工事の施工会社を買収/ハウスクリーニング事業の拡大へ(2023年6月8日号)
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