青山商事/120店舗に導入/EC連動の接客システム(2022年7月7日号)

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EC連動の接客システム「デジタル・ラボ」

EC連動の接客システム「デジタル・ラボ」

 青山商事は6月9日、EC連動の接客システム「デジタル・ラボ(デジラボ)」を、今期(23年3月期)新たに全国120店舗に導入すると発表した。OMO戦略の主軸となる「デジラボ」の活用を進め、新たな購買体験の創出と、ECと実店舗を相互利用する「併用顧客」の拡大を図る。
 「デジラボ」は、ネット(EC)とリアル(実店舗)の融合を目指し、開発された青山商事独自の接客システム。ECサイトを含む「洋服の青山」全店舗の在庫と連動したタッチパネル式の端末を通じ、商品(後日配送)の注文を受け付ける。
 ランキングやコーディネート例などの情報発信、大型デジタルサイネージやタブレットを介した商品提案や接客にも対応する。
 青山商事の22年3月期におけるEC売上高は、前期比横ばいとなる26億円。今期はOMO戦略の強化を進め、売上高を34億円まで拡大することを計画している。「『デジラボ』のECシステム利用による売り上げは着実に増加している」(広報)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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