AXXZIA 21年8―10月期/46%増の17億8800万円/5年後に売上高200億円目指す (2022年1月13日号)

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 東証マザーズ上場企業のAXXZIA(アクシージア)の21年8―10月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比 46%増の17億8800万円となった。そのうち大部分が中国ECでの売り上げで、同第1四半期の中国EC売上高は前年同期比50.1%増の13億400万円となった。同社では、「5年後(2026年7月期)に全社売上高200億円を目指す」方針を示している。
 同社によると、積極的な広告宣伝投資を実施したり、販売チャネルの拡大を行ったりしたことが大幅増収につながったという。21年8―10月期には、動画プラットフォームTikTokの中国本土版である「抖音(ドウイン)」やECプラットフォーム「京東(ジンドン)」に旗艦店を出店した。
 同社は21年に開催された、中国最大のECイベント「W11(独身の日)」にも参戦。GMV(流通取引総額)は前年比61%増だったという。「W11」の収益は、第2四半期の業績に寄与する予定だとしている。
 21年12月23日に発表した事業計画では、5年後の目標として、「売上高200億円」「営業利益20%以上」を掲げた。「売上高の9割を占める中国市場でのさらなる認知度・売上高の拡大を図っていく」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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