【エックスワン 市村智樹社長】定期購入休止防止策を続々投入

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 ヒト幹細胞培養液配合化粧品のネットワークビジネスを主宰するエックスワン(本社東京都)が、新ビジネスプラン「エックスツーバード(以下ツーバード)」を開始してから1年が経過した。既存ビジネスの「エックスワン」と「ツーバード」の両方で活動する会員が増加しており、「ツーバード」だけで活動する新規会員も増えているのだという。同社の8月の月間売り上げは、前年同月を上回ったとしている。同社はこのほど、「ツーバード」の会員のオートシップ休止の防止策として、ドリンクの新商品の投入など四つの施策を実施した。会員が「ツーバード」で活発に活動できるよう、環境を整備していくとしている。同社の市村智樹社長に、オートシップ休止対策などについて聞いた。

■休眠した会員も復帰

 ─「ツーバード」開始から1年が経つが、進捗は。
 順調に新規会員が増加している。当初は、「ツーバード」を開始することで、「エックスワン」で活動する会員が減少するのではないかと考えていたが、両方で活動する会員が増えている。うれしい誤算だ。
 「ツーバード」は、ヒト幹細胞培養液配合の美容液と水素サプリメントを商材に展開する、バイナリー型のビジネスプランだ。「ツーバード」に登録して美容液を使うと、「化粧水なども使ってみたい」という人が必ずいる。そこで、「エックスワンもやってみてはどうか」と提案することで、両方活動する会員が増えているのだ。
 「ツーバード」で活発に活動しているのは、「エックスワン」のトップリーダーのメンバーだ。両方で活躍するリーダーがどんどん増えている。かつて「エックスワン」で活動していた休眠メンバーが、新規メンバーとして「ツーバード」に登録するケースも多い。彼らの中にはNBのノウハウを持っている人が多い。


■ドリンクの新商材投入

 ─ツーバードの課題は。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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