ANAP 21年9―11月期/EC売上高31.4%減/コロナ禍の競争激化で苦戦 (2022年1月13日号)

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 自社ECサイトや、全国の実店舗でアパレルを販売するANAP(アナップ)は22年1月11日、21年9―11月期(第1四半期)業績を発表、同社のEC売上高は、前年同期比31.4%減の4億8600万円だった。ファッションECのサービス競争激化の影響などで、売上高が減少したとしている。
 21年9―11月期(第1四半期)中は、EC業界での競争激化の影響を受け、既存客数が減少。苦戦を強いられたという。
 現在は、値引き販売を抑制。著名なインフルエンサーを起用したライブコマースに注力しているという。広告による集客効果を高め、事業としての収益性を向上させるための施策を行ったところ、効果が現れ始めているという。同社のスタッフによる、SNS上での投稿やオンライン接客を通じて、ブランドやECサイトの魅力を発信しているとしている。
 なお、21年9―11月期の連結業績における売上高は、前年同期比10.8%減の12億8300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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