アイスタイル 21年7―9月期/ECは21%増収、20億に/キャンペーン施策など奏功 (2021年11月11日号)

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 アイスタイルの21年7―9月期(第1四半期)のBeauty Service(ビューティーサービス)事業のEC売上高は、前年同期比20.8%増の20億500万円だった。コロナ禍の外出自粛によるEC需要の増加のほか、継続的なMD強化やキャンペーン施策が奏功した。
 ECサイト「アットコスメショッピング」と実店舗で構成するビューティーサービス事業の売上高は、同5.8%増の46億4500万円だった。ECの伸長が売上高をけん引した。
 同事業の営業損失は3500万円で、前年の600万円の営業黒字から赤字に転じた。賞与引当金の繰り入れやシステム運営費の増加などが影響した。
 日本国外で展開するEC・卸売り、店舗、メディアなどのグローバル事業の売上高は、同9.5%減の10億5300万円だった。
 EC・卸売りは前年同期比で減収となった。不採算事業の整理を理由にマレーシアのEC運営会社を今年1月に譲渡したためだ。営業損失は3500万円、赤字額は前年同期よりも700万円減少した。
 連結売上高は同3.7%増の77億8400万円、営業損失は2億2900万円(前年同期は1億6000万円の損失)だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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