アイスタイル〈「美容とライフスタイルに関するアンケート」〉 スキンケアのニーズ増/7割弱が「関心増えた」

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スキンケアへの関心・支出は前回調査よりも向上

スキンケアへの関心・支出は前回調査よりも向上

 アイスタイルは11月10日、コロナ禍における生活者の美容行動や意識の変化について調査した「美容とライフスタイルに関するアンケート」の結果を発表した。
 それによると、スキンケアへの関心が「増えた」または「とても増えた」と回答した人は66.7%だった。マスクによる肌悩みの増加が理由の一つとみている。
 調査は今年5月に続いて2回目で、運営する化粧品口コミサイト「@cosme(アットコスメ)」で行った。
 スキンケアの支出が「増えた」または「とても増えた」と回答した人は42.7%。スキンケアは、関心の高さ・支出額ともに、前回調査を上回った。また、「マスクによる肌荒れが気になるようになった」と回答した人は59.6%だった。
 メークへの支出額は5月調査に続き、減少傾向が続いている。メークへの支出が「減った」または「とても減った」と回答した人は53.7%に上った。5月調査では53.0%だった。
 一方で、メークへの関心は衰えていないとしている。メークアップへの関心が「増えた」または「とても増えた」と回答した人は、34.4%。5月調査では32.1%だった。
 「アットコスメ」は、「マスクにつかないリップアイテム」「マスクをしても崩れないファンデーション」など、ニューノーマルなメークニーズに応える商品が生活者の需要を喚起するかもしれないとみている。調査対象は15~69歳の「アットコスメ」プロデュースメンバーの女性。集計数は6732サンプル。回答者は25~39歳が全体の53%を占めた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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