Zホールディングス 20年4―9月期/モール利用層拡大/ショッピング事業68%増

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 ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)が10月30日に発表した中間連結決算によると、20年4―9月期(中間期)のショッピング事業(ECモール)の取扱高(流通総額)は、前年同期比68.3%増の6996億円だった。コロナ禍でEC市場全体の成長が続く中、運営するECモールの規模も順調に成長した。
 ショッピング事業では、「Yahoo!ショッピング」「PayPay(ペイペイ)モール」などのECモールを展開している。
 20年4―9月期の両ECモールにおける新規購入者数は、前年同期比38.0%増。新規出店申込数は同34.0%だった。「新しいお客さまや、お店に継続して利用してもらえるよう、『PayPay』や実店舗と連携した施策を積極的に進めていく」(川邊健太郎社長)としている。
 ショッピング事業を含んだEC関連サービス全体の取扱高(流通総額)は、前年同期比25.5%増の1兆4922億円だった。
 連結売上収益は同15.1%増の5572億2300万円、営業利益は同29.8%増の982億3700万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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