ニュースキンジャパン/「プラットフォームを世界クラスに」/NUSKINLIVEに5000人

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スピーチする米国本社ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキー社長

スピーチする米国本社ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキー社長

 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は3月9日と10日の2日間、国内イベントの「NU SKIN JAPAN LIVE!〜Discover your Color〜」を千葉市・幕張メッセで開催、メンバー約5000人が参集した。
 イベントでは、米国本社ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキー社長がグローバルビジョンについてスピーチ。ナピアスキー社長は、「ソーシャルメディアの出現前には、友達の数は平均31人だった。だが、フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアの登場によって、いまでは300人の友達を持っている」との調査を挙げた上で、「テクノロジーの変化によってより多くの人とつながることができる。ニュースキンはすでにプラットフォームだ」と強調した。
 続けて、ニュースキンが真のプラットフォームになるために必要なテクノロジー、プログラムについて言及。「ニュースキンはテクノロジー、特にクラウドに大きな投資をしている。今後、IT企業と提携し、プラットフォームを世界クラスにするように計画している」と話し、ソーシャルメディアを活用して、愛用者と起業家作りをさらに進め、多くの人をつなげる仕組みによって、大きな成功を目指すとした。
 プログラムについては、18年の「VELOCITY(ベロシティ)」の導入に言及。ニュースキンの展開する世界約50の市場、メンバー120万人を調査したところ、「80%が製品を使用して分かち合いたいと思い、そしてメインの仕事はあるが、副業でニュースキンをやることによって、わずかでも副収入を得たいという人たちだ。フルタイムでビジネスを構築していきたい人は20%で、うち5%がもっと大きな事業にして、経済的豊かさを実現していきたいと考えている」という結果を報告した。「ベロシティ」導入後の推移も発表。カスタマーの獲得数は26%増になり、コミッションを受け取った人数は、44%増えたという。
 小林社長は、オポチュニティ・プラットフォームの可能性についてスピーチした。小林社長は、アナログからデジタルになることによって、新しい人に出会うスピードをより早くし、より多くの人と会う機会を作ることができる。さらに、「世界の時価総額の上位企業は、プラットフォーマーであるGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)が占めている。ニュースキンは、デジタルテクノロジーに多額を投資し、新しいカスタマーを獲得できる環境を提供することができるだろう」と述べた上で、「スポンサリングが10倍になる環境が来る」と予測した。
 19年が日本にとって「ageLOC元年」ということから、米国本社ニュースキンエンタープライズから、ニュースキン・グローバルリサーチ&ディベロップメント バイスプレジデントのヘレンE・ナッグス博士と、同ファーマネックス・グローバルリサーチ&ディベロップメントバイスプレジデントのマーク・バートレット博士の2人が来日してゲストスピーチを行った。
 イベントでは、2日間にわたって、タイトル達成者の表彰式を行って閉幕した。

あいさつする小林和則社長

あいさつする小林和則社長

「NU SKIN JAPAN LIVE!」会場の様子

「NU SKIN JAPAN LIVE!」会場の様子

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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