黒澤楽器 19年1月期/通販売上高は約26億円/レプリカ楽器販売が増収に貢献

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 楽器の販売や卸売りを行っている黒澤楽器(本社東京都、黒澤友広社長)の19年1月期決算における通販売上高が前期比20%増の約26億円になることが分かった。
 アーティストのライブにスタッフが足を運び、アーティストが使用している楽器の写真を撮影。自社のフリーマガジン「STAGE(ステージ)」に掲載して販促活動を行った。アーティストのライブ会場に、そのアーティストが使用している楽器のモデルを展示。スマホでQRコードを読み込んでもらい、その場で購入してもらうという。臨場感を演出した活動が増収に貢献した。エレキギターなど1台30万〜100万円する高価な商材が売れているという。
 「楽器店ならではの活力とアーティストとの関係を生かして、他社にはない楽しさを提供したい」(クロサワミュージックメディア・小野寺将也編集長)と話しており、自社ECサイトでの販売を強化する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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