ベネッセコーポレーション/エリアベネッセから撤退/DMによる新規顧客獲得に注力

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 ベネッセコーポレーション(本社岡山県、小林仁社長)は9月末で、新規会員獲得と既存会員の継続を目的とした実店舗「エリアベネッセ」から撤退した。人員を常駐させる実店舗事業のコスト負担が大きく閉鎖を決めた。閉鎖した店舗は、「進研ゼミ」を教材にした個別指導塾「クラスベネッセ」などに切り替えていく方針だ。
 「エリアベネッセ」は14年11月に顧客接点を増やす目的で開始。ダイレクトメール(DM)を主体とした集客手法を見直し、当時の原田泳幸社長の肝入りで推進。個人情報漏洩事件を踏まえ、DMに偏った集客手法からの転換を図ってきた。当初は、全国の都市部を中心に500カ所に拡大していく方針を掲げていた。
(続きは、「日本流通産業新聞」10月5日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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