IKホールディングス 23年6―8月期/テレビ通販は55%減収/放送枠減らし収益性重視も(2023年10月26日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 IKホールディングスの23年6―8月期(第1四半期)連結業績は、売上高が前年同期比4.9%減の31億5300万円、営業損失は1500万円の赤字だった。
 ダイレクトマーケティング事業は収益性に重点を置き、テレビ通販の放映枠を絞って媒体効率の改善を図った結果、売上高は18.5%減(テレビ通販55.2%減、EC16.8%減、店舗47.1%増)だった。前期と比べて「ma:nyo」「hince」などのブランドは販売が伸びたが、テレビ通販は減収が続いた。
 セールスマーケティング事業は韓国コスメが好調だった店舗ルートの売上高が同60.2%増となり、生協ルートと通販ルートの減収を補った。同事業の売り上げは同0.6%増の22億6900万円で、営業利益は1億4300万円の黒字となった。販売ルート別売上の増減率は生協が同3.6%減、通販が同25.9%減、店舗が60.2%増だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ