健康食品をネットワークビジネス(NB)で販売するユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン(本社東京都、久保田耕司社長)は9月6日、米国本社が設立したユサナ財団の事業として、飢餓の社会課題に対する慈善活動を展開すると発表した。ユサナでは9月を「ハンガーアクション月間」と定めて、支援や啓発を行っている。
ユサナ財団は、世界中の飢餓や栄養失調の問題を解決すべく、さまざまなネットワークを活用して食糧援助することを目標とする団体だ。23年9月の「ハンガーアクション月間」では、寄付金の一部を、米国のフードバンク団体「フィーディング・アメリカ」に送り、全米の食糧支援プログラムに関わっていくという。
特に、米国本社があるユタ州での取り組みについて、ユサナ財団会長のブライアン・ポール氏は「ワサッチ戦線沿いで食糧不安がある6700人の子どもたちに食事を提供し、ミールバッグを学校に届ける活動を行っている。皆さまからの支援をお願いしたい」とした。
米国本社のジム・ブラウンCEOは「私たちはユサナ財団を通じて、世界の飢餓をなくすことに日々取り組んでいる。世界の飢餓を根絶するために、持続可能で長期的な解決策を生み出すことができる」とコメントしている。
ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン/飢餓の社会課題を支援/米国のユサナ財団が食糧援助(2023年9月21日号)
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