ヒマラヤ 22年9月―23年5月期/EC売上は増収/メンバーシップアプリが奏功(2023年7月27日号)

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 ヒマラヤの22年9月―23年5月期(第3四半期)におけるEC売上高は、前年同期比13・3%増だった。EC事業単体の売上高は開示していないが、計画を上回る進捗となっている。EC限定の商品を拡充したことや、今年4月に開始したメンバーシップアプリが奏功している。
 EC事業拡大のための施策の優先度を高めて事業を推進している。「ヒマラヤ・アプリ」と自社ポイントサービス「ヒマラヤポイント」のリリースを始めとして、デジタル領域のサービスを強化している。
 「実店舗とECサイトでの共通ポイントサービスの提供を開始したことで、ECサイトのお客さまを増やすことに注力している。メンバーは徐々に増えている」(IR担当)と話す。
 そのほか、実店舗では販売できないような商品をEC限定で販売している。自転車などがよく売れているという。
 代表取締役の変更など経営体制を刷新する。新規事業を含めた事業展開のスピードを加速し、グループのさらなる企業価値向上を目指すとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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