ライフワン 23年1月期/売上高は127億円に/坂本社長「10月から一気に」(2023年4月13日号)

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 住設EC大手のライフワン(本社東京都、坂本貴志社長)の23年1月期における売上高は、前期比9%増の127億3000万円となった。営業利益は同30%増となり、増収増益を達成した。
 坂本社長は「タイミングを見て販促を強化した。22年10月以降から情勢が変わってきたので一気に進めた」と話す。
 前年と同様に売り上げを追わず、利益を重視した。期初から半導体不足など商品供給が滞っている状況を踏まえ、会社の体質強化を推進してきた。
 昨年の秋頃からメーカーの供給の見通しが明るくなってきたこともあり、売り上げを獲得する形で販促を強化。「21年の利益は2倍となり、22年も30%増となった。売り上げを拡大しつつ、利益を向上していく体質強化の施策は奏功している」(坂本社長)とした。
 今期の売上高は、前期比15%増の150億円を計画。商品供給の見通しがよくなっている状況のもと、売り上げを重視する。「第1四半期における業績は、目標を上回る形で推移している。この勢いをキープして目標をクリアしたい」(同)とした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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