バロックジャパンリミテッド/国内EC売上高47億円/米国向けECが堅調(2022年11月3日号)

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 バロックジャパンリミテッドの22年3―8月期(中間期)のEC売上高は、前年同期比1.7%減の47億8200万円となった。海外事業においては、米国向けEC含め米国事業が堅調だったという。
 同社の22年3―8月期の国内事業の売上高は246億700万円だった。そのうち国内EC売上高が占める割合は19.4%となった。
 営業利益は前年同期比55.4%増の4億2200万円、経常利益は同39.4%増の4億1800万円となった。売上高に占める販管費率は、前年並みの水準となったという。
 効率重視で発注を見直し、商品の仕入れの抑制を推進したことが、利益面の改善の要因になったという。
 セールも抑制し、プロパー販売を重視した、丁寧な売り方を継続しているという。
 海外においては、EC・卸売を中心に米国事業が堅調に推移しているそうだ。
 米国事業の売り上げのうち、EC売り上げが占める割合は27.7%だという。日本製デニムに対する富裕層のニーズをつかんでいるとしている。
 中国事業は、ロックダウンに伴う実店舗休業の影響で減速傾向にあるが、中国ECセールイベントでの売り上げは伸長しているそうだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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