I―ne 22年1―6月期/2年連続で過去最高売上/複数のブランドが成長し(2022年9月1日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 自社開発した美容品・日用品などの、卸やECを行うI―ne(アイエヌイー)は、22年1―6月期(中間期)の連結売上高が、前年同期比16.0%増の161億9000万円となった。複数のブランドで売り上げが伸長している。営業利益は、同20.1%増の19億円。売上高・営業利益ともに2年連続で過去最高を更新した。
 同社の21年12月期の売上高は283億9700万円で、通販・ECチャネルの割合はその約3割とみられる。
 22年1―6月期では、「育成ブランド」の売上高が、前年同期比56.0%増の38億7000万円となり、大きく伸長した。「BOTANIST(ボタニスト)」「SALONIA(サロニア)」といった、「主力ブランド」の売り上げも、前年同期比5.9%増の116億7000万円となった。再現性のあるブランド開発により、複数のブランドでの伸長を実現したという。
 一方で、コストコントロールを徹底し、物流費や広告・販促費の減少させた結果、大幅な営業増益となったとしている。
 同社では全国にあった物流4拠点を、22年2月から1拠点に集約。オペレーションが効率化されたほか、拠点間の配送費などの大幅な削減にもつながったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ