高島屋の15年3―8月期(中間期)におけるクロスメディア事業の売上高は前年同期比16・0%増の100億円だった。通販カタログ経由の売上高は同9・0%増の60億円、通販サイト経由の売上高は20・0%増の30億円だったという。
14年3―8月期は消費増税の反動を織り込み、通販カタログの発行部数を55万部から35万部まで削減していた。15年3―8月期は発行部数を以前の水準に戻し、さらに内容を刷新したことが増収に寄与したという。
15年2月発行の春号から「アクティブミセス」と呼ばれる活動的な女性をターゲットにしたMDを強化し、編集ページも拡充した。ドゥクラッセと共同でカタログを制作したことも新たな利用者の獲得につながったという。
(続きは「日本流通産業新聞」10月15日号で
高島屋 15年3―8月期/通販売上16%増の100億円/カタログは9%増、ネットは20%増
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