マナビス化粧品/22年3月期増収見込む/菌ケアシリーズが売上押上げ (2022年3月10日号)

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導入化粧液「マナビス フローラ ファーストセラム」

導入化粧液「マナビス フローラ ファーストセラム」

 化粧品のネットワークビジネスを展開するマナビス化粧品(本社千葉県、兼子慎一社長)はこのほど、本紙の取材に対して、22年3月期の売上高が増収に転じる見通しであることを明らかにした。21年5月に展開を開始した、体の内外の菌をケアする化粧品やサプリのシリーズが好調であることが、増収の要因となっている。
 マナビス化粧品ではコロナ以前、業績が横ばいを続けていたという。コロナ禍に突入して1年が経過した21年3月期は、会員同士が直接会う機会が制限されたことなどから、売り上げがコロナ以前に比べて落ち込んだという。
 コロナ禍の暗雲を払しょくしたのが、21年5月に発売した導入化粧液「マナビス フローラ ファーストセラム」だった。マナビス化粧品の組織の中には、「マナビス フローラ ファーストセラム」の紹介をきっかけに、過去最高売り上げを記録したグループが複数あったという。
 21年12月には、「マナビス フローラ」シリーズから、腸内環境改善が期待できるサプリメント「マナビスフローラサプリメントベーシック」を発売した。乳酸菌・酵母菌・乳酸菌精算物質を配合したサプリメントとなっている。同商品は、マナビス化粧品として初めて展開するサプリメントとなった。
 マナビス化粧品では、会員に対して、マナビス化粧品の既存の商品と、「マナビス フローラ」シリーズの化粧品とサプリメントを組み合わせて、四つのステップで使用するよう、ダウンラインの会員や新規会員に提案しているという。
 マナビス化粧品の兼子慎一社長は、「『マナビス フローラ』シリーズの開発に携わった専門家は、マナビス化粧品の理念と考えが近いため、リーダーや会員に商品が受け入れられた。商品の体感性も高く、売り上げも右肩上がりとなっている」と話している。

サプリメント「マナビスフローラサプリメントベーシック」

サプリメント「マナビスフローラサプリメントベーシック」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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