テモナ/資金から運営まで支援/サブスク事業の成功を後押し (2022年3月3日号)

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 サブスクリプション(サブスク)ビジネス支援サービスを提供するテモナは3月1日、サブスク事業者の資金やノウハウなどをトータル支援する新サービス「サブスクコンビネーター」の提供を開始した。これまでシステムだけでなく、運営支援やコンサルティングなど支援メニューを拡充してきた。総合力を生かした新サービスで、より多くのサブスク企業の成長を支援したい考えだ。
 「サブスクコンビネーター」は、サブスク事業者のステージニーズに合わせて、資金提供を軸に、インフラやノウハウ、データ、コミュニティーを組み合わせて支援する。サブスク支援システムにおいて、1000アカウント以上の顧客を支援してきた実績を生かし、支援先の事業を全面的にサポートする。
 サブスク事業の勝ちパターンを導き出し、サブスクビジネスの成功確率の最大化に貢献する。事業収益性の安定化や顧客満足度の向上、競合優位性の確立、システム拡充支援など、サブスク事業の成功に直結したトータル支援を提供する。
 ファイナンス支援はテモナからの出資のほか、ベンチャーキャピタルや銀行、行政補助金などを紹介する。事業運用支援では、商品開発やシステム・サービス提供、広告運用、ウェブ制作、運用代行などを提供する。
 M&Aマッチングでは、テモナの支援先のネットワークからM&A案件を紹介したり、M&A後のデータ移行や設定、契約変更代行までを支援したりする。他にもサブスクのノウハウや知見を提供したり、勉強会を開催したりする。
 「サブスクコンビネーター」の支援先第1号として、カメラのサブスク「GooPass(グーパス)」を展開しているカメラブのファイナンスとシステムを支援している。今後も支援企業の獲得を促進する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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