ニュースキンジャパン/新報酬プラン、7月導入へ/SNS積極的に活用し、カスタマー増狙う

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 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は7月、新報酬プラン「VELOCITY(ベロシティ)」を正式に導入する。このプランは昨年10月に米国・ソルトレークシティーで開催したイベント「Nu Skin LIVE!(ニュースキン ライブ)」で発表されたもので、世界で展開する国・地域で導入を進めている。日本でも導入に向けた準備を加速させており、1月19日に千葉・舞浜で、24日に大阪で開催したイベント「Nu Vision Summit(ニュー・ビジョン・サミット)」で正式発表した。
 新報酬プランは、現在の社会情勢とマッチさせるべく大変革した。トップリーダーへの収入の還元率は維持しつつ、これまで以上に初期のビジネスメンバーや、愛用者作りが得意なビジネスメンバーへの還元を高めたプランになっている。SNSを利用したソーシャルセリングを推奨し、カスタマーを増やすことによる収入増も期待できるという。
 現行の「チームエリート」「ブルーダイヤモンドエグゼクティブ」といったタイトルなどの名称も全て変更になる。すでに1月からタイトル決定方法を新報酬プランに変更できるようにしたが、一度選択すると現行プランに戻すことはできない。18年4~6月に一定のタイトルを維持した場合には、タイトル決定方法については猶予期間が設けられている。7月1日に「ベロシティ」が正式導入され、新報酬プランに基づいた報酬の支払いが始まるという。「ベロシティ」での報酬の支払いは、現行の毎月払いよりも多い頻度で支払いを行うため、多様なニーズに対応できるようになり、日払いも検討している。
 また来年以降には、愛用者向けのプログラムも充実させる。「ブルーリワード」と名付けた新プログラムは、製品購入に応じてポイントが付与され、「そのポイントを製品と交換したりサンプルをもらう、社会貢献活動に寄付するなどといった仕組みを検討している」(小林社長)。


<ビジネスビルダーに新ボーナス>
 「ベロシティ」は早期のビジネスビルダーに、より強化された報酬を支払うことができるプログラム。行動に見合った報酬を早いタイミングで支払うという意味も含まれているという。

<シェアリングボーナス>
 シェアリングボーナスは、製品の魅力を伝えた(シェアした)相手が、製品を購入することによって発生する収入。リテール(小売り)の利益に加えて支払われる。「初期のオポチュニティの強化」(同社)を目的としている。「シェアリング」という行動は、副収入を得るための非常に重要な役割を果たすという。

<ビルディングボーナス>
 ビルディングボーナスのビルド(構築する)は、より早く、より頻繁に収入を獲得する仕組み。現在の報酬プランでは、初期のビジネスビルダーは、2000CSV、3000GSVという達成条件があるが、ビルディングボーナスでは、この山を小さなブロックに分ける。最初のブロックは、500ポイントのセールスボリュームで乗り越えやすくした。ブロックを月の早い時期に積み重ねていくことによって、月の途中でタイトルを昇格させることも可能。また、達成するブロック数によってボーナスの還元率が上がり、最大40%になる。

<リーディングボーナス>
 リーディングボーナスは、月単位で発生する収入で、リーダーのグループを作るということが狙い。第1段階は、自分自身がリーダーになる。第2段階では他の継続的なパワーリーダーを作る。第3段階は、仲間が強いリーダーを育成することをサポートする。
 これまでニュースキンでブレークアウェイボーナスと呼ばれていたものだが、今回、6段5%の支払いのタイトル条件を変更した。従来、G1(自分の第1レベル)に、何人のエグゼクティブを作っていくかによってタイトルが決まっていた。しかし今回、タイトルごとに必要だったG1リーダー(エグゼクティブ)数を緩和し、「リーダーシップチーム」数に応じて、多くの報酬を支払うようにした。

<ソーシャルセリングでカスタマー作り>
 SNSを積極的に活用したビジネス展開も視野に入れている。ソーシャルセリングによってカスタマー候補者につながり、製品の小売りによって新規カスタマーをつくるのが目的だ。ソーシャルセリングにおける製品は「品質の高い製品というのは当然だが、魅力的なデザインに仕上げることも重要だ。価格帯も2000~3000円だったら試してみたいと思うだろう」(小林社長)と話しており、ソーシャル限定製品を年内にも投入する予定だ。
 1月のイベントでは、SNS、主にインスタグラムを活用してファン作りに成功しているリーダーが登壇。ニュースキン製品ではなく自分のライフスタイルを前面に押し出した写真をアップすると、予想を上回る「いいね!」数になったという。
 グローバルで進める新施策によって、25年までにグローバルで300万人の製品愛用者、30万人のビジネスリーダー育成を目指している。

小林和則社長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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