【2016年度 食品通販売上高ランキング】100社合計は4017億円に/77%が増収を記録

 本紙が実施した食品通販売上高調査によると、16年度の食品通販売上高は100社合計で4017億7500万円だった。昨年と比較可能な企業27社のうち、77%に当たる21社が増収を記録した。ネットスーパーなどの食材・食品宅配企業の中には、カニやおせちを販売するスカイネット(本社大阪府)のように、販路の拡大や経営方針の転換で急成長を遂げ、大幅な増収を記録した企業もあった。

 首位のAmazonの食品部門の売上高は本紙推定で500億円。お菓子や酒などの既存の食品ECに加え、17年4月からは生鮮食品を扱う「Amazonフレッシュ」事業を開始しており、さまざまな顧客ニーズに応えている。
 2位のイトーヨーカ堂のネットスーパー事業の売上高は、前期比3.0%増の447億5300万円に達した。増収の要因は「ネットスーパー自体の認知度の向上により、新規顧客が増加するとともに、既存顧客の購入単価が上がったことが挙げられる」(セブン&アイHD広報)としている。11月末には、アスクルが運営する「ロハコ」と共同で生鮮食品の宅配サービス事業「IYフレッシュ」を開始する予定。アスクルの持つ自社配送網を利用して、1時間単位で受取時間を指定できるのが特徴だ。まずは都内2区でスタートし、20年秋には首都圏まで展開エリアを拡大する予定だとしている。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ