アマゾンジャパン/品川に大規模撮影拠点/将来的なPBの拡大も視野に

 アマゾンジャパンは10月4日、商品写真の撮影用の大規模拠点を18年春、東京・品川にオープンすると発表した。Amazonのファッション商品の撮影拠点としては、世界最大規模になる予定だ。商品イメージの自社撮影を行うことによりブランディングの強化に役立てるほか、将来的にはプライベートブランド(PB)商品の展開拡大につなげることも狙っているとみられている。
 新設する撮影拠点では、Amazon直販のファッション商品の撮影のほか、マーケットプレイスに出品する事業者の商品の撮影も行うという。撮影拠点の総面積は約7500平方メートル。アマゾンでは、ニューヨークやロンドン、インドのニューデリーなどにファッションジャンルの商品撮影拠点を展開しているが、東京の拠点はその中でも世界最大規模だという。
 アマゾンジャパンのジェームズ・ピータースファッション事業部門統轄事業本部長は、「この撮影スタジオでは、精度の高い、商品写真の撮影や編集を行うことが可能。Amazonのユーザーはサイト上でカラーやサイズ、テクスチャーなどを、これまで以上に確認したうえで商品を購入できるようになる」と話している。年間100万イメージの商品の撮影が可能となるとしている。
 アマゾンジャパンのファッション部門は、30日間の返品受け付けや、返品時の送料無料などのサービスを提供している。今回の撮影拠点の新設は、流通だけでなく、商品のブランディングを強化するための施策でもあるという。同じ撮影拠点で統一感のあるイメージを撮影することで、ユーザーの見やすさや使いやすさの向上を図るのが狙いだという。
 米アマゾンのサイトでは、日本のアマゾンに比べて、PB商品を多く扱っている。ピータース本部長は、「アマゾンジャパンのファッション部門では17年に入ってから、ジュエリーのPB商品の展開を始めている。他のPB商品についても拡充していく予定だ」としている。今回の撮影拠点の新設は、PB商品の拡充にも大きく貢献するとみられる。

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