【〈ヤング・リビング・ジャパン・インク 新会員〉ジャック・キャンフィールド氏、黄木信氏】/人材育成と教育活動に尽力へ

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
黄木信氏

黄木信氏

 モリンダジャパンで長らく社長、会長を務めた黄木信氏が21年2月1日付で、エッセンシャルオイルをネットワークビジネス(NB)で展開するヤング・リビング・ジャパン・インク(本社東京都、中川利光支社長)に会員登録した。「あなたの潜在能力を引き出す20の原則」などの著書で知られる、ジャック・キャンフィールド氏が、一緒に活動をすることを要請したのだという。2人がヤング・リビングに登録した経緯や今後の活動内容、実現させたいことについて黄木氏とキャンフィールド氏に聞いた。

 ─ヤング・リビングに会員登録した経緯について。
 キャンフィールド 19年にヤング・リビングが開催したワークショップに参加したのがきっかけ。当初は、あまりエッセンシャルオイルに興味は湧かなかったが、ワークショップでスタッフがオイルを使う光景を見続けて自然と使用するようになった。
 19年に会員登録し、20年3月から本格的に活動を始めた。コロナ禍で自分の会社でワークショップを開催できなくなり、スタッフのために何か収入を得る必要があったからだ。そこで、ヤング・リビングをもう一つのビジネスの柱にしようと考えた。
 自分のワークショップの受講生を中心に、エッセンシャルオイルの愛用者が増え、2カ月でヤング・リビングの最高タイトルを獲得していた。
 黄木 モリンダ一筋で20年以上働いてきた。生涯、モリンダで務め続けるつもりでいたが、20年4月に辞職するように本社から要請された。会員やスタッフから「黄木さんに辞められたら困る」という声もあって、退職までの期間が延びた。しかし、ニューエイジのブレント・ウィリスCEOから同年11月に、「12月末で終わり」と告げられ退職した。
 20年6月頃だったか、ジャックから「自分の仕事を手伝ってほしい」と言われたが、モリンダのことが心配だったので一度は断った。11月10日に、ブレントからの最終通告でモリンダを卒業する決心をし、彼の提案を受けることにした。
 NBの仕事を始める前から、人材育成の仕事に携わっていたので、ジャックの仕事にはとても興味があった。ジャックから本業の人材育成やコーチング以外に、「ヤング・リビングの仕事もあるので手伝ってほしい」と言われ、熟考した末に会員登録した。
 モリンダで果たしてきた役割の続きをヤング・リビングでもできると考え始めた。そして、自分の息子である黄木悠がヤング・リビングで働いているので、再び一緒に仕事をできるのが楽しみだ。息子から色々と話を聞き、昔のモリンダにあった良い部分がヤング・リビングの中で生き続けていると知り、可能性を感じた。
 ─ヤング・リビングで取り組んでいることや、実現させたいことは。
 キャンフィールド 製品を生活の一部に取り込んでいる。製品は自然由来で添加物を使用していないため、安心・安全に利用できる。ヤング・リビングをプラットフォームのように捉えている。人の中に眠っている可能性を引き出していきたい。これまで多くの人にこのノウハウを伝えてきて、成果を出してきた人が大勢いる。日本の会員にも、これまでの経験や「成功の法則」を広めていきたい。
 コロナ禍が落ち着けば、日本に行き黄木と一緒にツアーを開催し、会員に「成功の法則」や、人生の豊かさについて伝えていきたい。世界中の人々に貢献していきたい。
 黄木 現在は、製品に関する知識を学んでいる。
 3月10日に「モジュールゼロ」というホームページを立ち上げた。ページ上からジャックの教えを取り入れて、組織の人が上手にリーダーシップを発揮できるような活動を展開していく。
 ─今後の展望について。
 キャンフィールド ヤング・リビングが力を注いでいる沖縄プロジェクトに期待したい。プロジェクトの中心人物でもある、禹済泰(ウ・ゼテ)教授が沖縄に貢献しようとしており、彼と一緒に日本や沖縄の人に貢献していきたい。
 黄木 人生のテーマである「人の可能性を最大にすること」を、ヤング・リビングで実現させていきたい。その手段としてNBは素晴らしい手段だと考えてきた。
 モリンダの社長として14年間、活動してきたが、今度はジャックと一緒にヤング・リビングでその続きを始めたい。日本に根強く残るNBへの偏見も変えていく。ジャックと一緒に、日本で正しく活動している人のサポートを充実させたい。

ジャック・キャンフィールド氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ