【ぴあの屋ドットコム 石山雅男社長】 〈「CloudNine ダイヤモンド」〉/人として成長できる素晴らしいビジネスモデル

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 健康食品を販売するCloudNine(クラウドナイン、本社広島県、島本倖伸社長)のトップリーダーとして活躍する石山雅男氏は、本業のピアノECの傍ら、クラウドナインの会員として活躍している。石山氏はコロナ禍において、本業に加え、NBというもう一つの柱を持つことで、人生の学びや人間的な成長につながると説く。石山氏にクラウドナインとの出会いや魅力について聞いた。

 ─石山さんの経歴について聞きたい。
 河合楽器のピアノ調律師として9年間従事し、その後独立した。現在は4人の社員を抱えており、ピアノを販売するECサイト「ぴあの屋ドットコム」を運営している。ピアノのリメイクや調律、販売まで手掛けている。
 独立当初は軌道に乗っていたが、競合他社が増えて経営が厳しくなってきた。そんな時に、知人から勧められてセミナーに出向き、健康食品の説明を受けた。それが私にとって初めてのNBとの出会いだった。
 その後、さまざまなNBを経験し、どうしたら成功するのかと悩んでいた時、ある人から「前に出てセミナーをできるようになること」というアドバイスを受けた。セミナーで話せるようになるためには、まず自らがきちんと学ぶことが必要だと教わり、そこから練習を始めた。ビデオカメラの前で練習を重ね、ようやく人前で話すことができるようになった。
 ─情報の共有も重要と説いている。
 私は複数のNBを経験してスキルアップすることができた。私が意識していたのは、自身が知っているグループへの情報の共有が重要であるということだ。メールやSNSが普及する前は3000件もFAX送信するということもあった。その16年間在籍した企業からは「人に与えることが大切で社会に貢献することが大事だ」と教わった。
 ─クラウドナインとの出会いは。
 17年2月に、もともと知り合いだった島本社長から丁寧なメールでお誘いを受けたのがきっかけだ。その際はお断りしたが、同年3月末に私から連絡をさせていただき、翌日の4月1日には登録した。
 登録の決め手は、商品の良さや安定的な収入を得られるかどうかも重要だが、やはり人だと思う。一緒に事業をやっていけるかどうかが大切だ。


■背中を見せる事が大切

 ─どのようなビジネス活動をしているのか。
 毎月、直接契約を獲得するように心掛けており、5月以降は毎月30件前後の新規を得ている。それは、メンバーにきちんと仕事をしているんだと、自分の背中を見せることが大切だと思うからだ。自分が仕事をしていないにも関わらず「新規契約取って来い」「頑張れ」と言っても全く説得力がない。
 最近、島本社長から教わったのは「とにかく人に任せること」だ。これまで何でも自分自身でやってきたが、逆に、メンバーの育成にはつながっていないと社長に教わった。NBについて分かっていたつもりでいたが、島本社長に気づきを与えてもらった。この考えを本業にも応用し、今は任せるようにしている。本業以外にNBをすることが人生の全てにおいて役に立っていることが分かった。
 ─コロナ禍における事業への影響については。
 おかげさまで、自宅で過ごす人が増え、ECでピアノを購入する人が増加したので事業は好調だ。私は2008年からユーチューブで商品説明をしている。今でいう「ユーチューバー」だ。おかげさまで1万3000人の登録をいただいている。
 このユーチューバーとして説明できるのも、NBで培った経験やスキルが本業のピアノのECに生かせることにつながっている。3年間、米国のビデオ会議システムのNBに携わったことがあり、その時に、オンライン会議についてのノウハウを身に付けることができ、現在多くの人が活用しているオンラインセミナーなども有効なリクルート手段として活用できている。


■2本目の柱として

 ─NBの魅力について聞きたい。
 コロナ禍で身に染みているのは、事業1本ではだめだということ。クラウドナインという事業を2本目の柱として取り組んでいるのでコロナの影響を全くというほど受けていない。セミナーでは、現在の事業とは異なるジャンルの柱(事業)を増やそうと皆さまに呼びかけている。
 NBの素晴らしいところは、地域限定ではないので、たとえ災害が起こっても活動する地域が日本全国なので、影響は限定されること。NBに出会っていなければ人前で話すこともできなければ、本業のECも大変だっただろう。NBは人としての成長ができる素晴らしいビジネスモデルで、多くの人に参画して欲しい。
 ─クラウドナインの事業を通じて実現したいことは。
 もっと多くの人にNBの魅力を正しく知っていただきたい。クラウドナインの魅力は、共通の理念をもとに組織(ライン)を超えて団結できる組織になっている。NBを通じて人間的な成長を遂げることができる人を増やしていきたい。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ