【酒類通販】 成長企業の戦略・事業展開/競争激化の酒EC市場ファンづくりに注力(2021年10月14日号)

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 20年の酒類通販業界は、コロナ禍による「巣ごもり需要」などにより、業績拡大に成功した企業が多かったようだ。クラフトビールを展開するベアレン醸造所(本社岩手県)の21年3月期の通販売上高は前期比60%増と、ファンのニーズをつかむことに成功している。市場全体を見渡すと、21年度は急激な伸長がひと段落した感がある。ただ、「通販で酒を購入し、家で飲む」といった習慣は、確実に根付きつつあり、業績が堅調に推移している企業も少なくないようだ。一方で、競合の増加が、苦戦する事業者を増やしている側面もある。そんな中、堅調に成長を遂げる企業の、戦略や事業展開を紹介する。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月14日号で)

■掲載記事
・ベアレン醸造所/60%の増収に/ファンづくりが奏功
・WOWOWコミュニケーションズ/番組の関連商品を品ぞろえ/酒類のサブスクも提供
・〈老舗酒卸がECサイト展開〉吉田酒店「buzaemonオンラインストア」/高級な日本酒、ワインに特化
・白瀧酒造/2期連続の増収/サイトリニューアルで利便性向上へ
・リカー・イノベーション/「酒ガチャ」の売上が5倍に/中国越境進出も開始天猫で始動
・霧島酒造/直販限定商品で棲み分け/約半数がリピーター
・あさ開/競争激化の楽天市場で成長/年末の「帰省暮」需要に対応

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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