【女性の働きやすい社内環境】 〈日天〉営業課 上野美津江課長代理、営業サポート課 古屋まどか課長、和田みづほ主任/主役は女性/攻守そろった女性の活躍

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(写真右から)インタビューに応える営業課・上野美津江課長代理と営業サポート課・古屋まどか課長と和田みづほ主任

 住宅リフォームや太陽光発電の訪問販売を行う日天(本社神奈川県、高瀬和明社長)は、女性社員が働きやすい環境の整備に注力している。女性社員が主体の「営業サポート課」は、外回りが中心の営業社員をサポートするのが主たる業務。顧客からの問い合わせや、コンプライアンス順守を厳守させるための社内ルールの作成も率先して手がけるなど、会社の中枢を担っている。営業サポート課だけでなく、女性の営業社員も、常に結果を残しており、攻守そろって女性社員の活躍が目立つ。同社の営業部門で活躍する営業課・上野美津江課長代理と、営業サポート課の古屋まどか課長、和田みづほ主任に話を聞いた。

 ─優秀な営業成績を上げていると聞くが。
 上野 営業成績は営業社員の中でも、常に上位にいると思う。創業時から在籍しているので、10年以上営業を続けている。営業をやり続けていると、知見も経験も身に付いてきた気がする。今は業務提携する営業先への訪問が中心。業務提携前までは、ドアツードアの営業をやっていた。創業から5~6年は、毎日100件以上、回っていたと思う。個人の営業成績は開示できないが、年間で億の売り上げは上げている。
 ─商談の際に気を付けていることは何か。
 上野 他社と同じかもしれないが、訪問先の玄関、建物を見れば、子供がいる、いないも含めて家族構成が目に浮かんでくる。それを頭に入れて商談時の話題作りを考える。それ以上に、商談で意識しているのは顧客との距離感。売ろうと前のめりにならず、「茶飲み友達」みたいな感覚を重視している。最初の10~15分は自己紹介。その後は雑談だ。雑談からヒントをもらい、商談につなげていく。細かい話しになるが、声のトーンや目の動き、質問してくる内容などを総合的に勘案して判断するようにしている。特に、顧客から質問が増えてくるのは、契約に前向きになってきた証拠でもあるので契約につながるように話を持っていく。
 とはいえ、全て契約につながる顧客ばかりではない。最終的に商談が決まらなかったとしても、再訪問ができるように「顧客との信頼関係」を築けるよう心がけている。
 ─営業サポート課は会社の中枢を担うと聞いた。
 古屋 私自身は入社して10年。今と昔では、顧客もコンプライアンスも様変わりした。情勢の変化を敏感に受け止めてサポート課が率先して、会社のルール整備をしている。当社には社員が「こうしていきたい」「このようにしたらよいのでは」と、役員や社長に提案すれば、ほとんど了承してくれる。社内整備だけでなく、顧客対応もサポート課の役目なのでしっかり務めるようにしている。
 和田 私たちは、営業社員を陰でサポートする裏方の仕事がメイン。小さなことかもしれないが、営業さんの書類の内容や表情なども気にかけ、営業さんが働きやすい環境を作るよう意識している。
 古屋 時には厳しいことを営業さんに伝えるのも役目。顧客がいてこその会社なのだから、顧客が安心して当社に仕事を依頼してくれるようにするのもサポート課の役目だ。営業さんが契約を取ってきたら全員で「おめでとう」と声をかけるようにしている。
 ─働きやすい環境だと感じるところは。
 古屋 当社はまだ中小企業なので、これからも社内整備の継続は必要だと感じている。先ほども話したが、風通しが良い会社なので、率先して自分たちで動ける。社長が同じフロアにいて、身近にいることも安心して仕事ができる。社長は、私たちに仕事を任せてくれているので、意見が通りやすい分、しっかり確認した上でルール作りや整備をしないといけない。
 和田 社長が率先して呑みに連れて行ってくれるのは、嬉しいと感じるポイント。社長が身近にいるからこそできることかもしれないが、社長が気を配ってくれる、見てくれている、という点は働きやすい一つのポイントかもしれない。

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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