東証マザーズ上場企業で、高価格帯の化粧品やサプリメントを中国向けECで販売し急成長を遂げているAXXZIA(アクシージア)は11月18日、参戦した、今年の中国ECの大型商戦「W11(ダブルイレブン、独身の日)」の総括を発表した。同社の越境EC旗艦店の合計のGMV(流通取引総額)は、前年度比61%増となったという。「過去最大の成果となった」としている。
同社では、中国の多数のECチャネルで自社店舗を運営している。今年10月20日~11月14日のW11の期間の実績については、中国大手ECプラットフォーム「天猫国際(Tモールグローバル)」「小紅書(レッド)」「抖音(ドウイン)」の3チャネルの越境EC旗艦店のGMVが、前年度比61%増となったという。
美容ドリンク、目元のケアシートなど主力の3商品のGMVについては、前年度比75%増だったとしている。
3チャネルの合計来訪者数は、前年度比105%増となった。「天猫国際」では、人気インフルエンサー「李佳琦(オースティン)」によるライブコマースも実施。約4分間のライブ配信中の累計視聴者数は、2730万人だったという。
「今後も中国の市場・顧客ニーズを的確に捉え、さらに成果を出していきたい」(同社)としている。
アクシージア/W11の流通取引総額61%増/過去最大の成果に (2021年11月25日号)
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