ナルミヤ・インターナショナル 21年3―8月期/EC売上高38億円/通期は100億円の着地を見込む(2021年10月21日号)

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 子ども服の企画販売を行うナルミヤ・インターナショナルは、21年3―8月期(中間期)のEC売上高が前年同期比2.3%減の38億2900万円となった。
 ECの売上比率は、前年同期比4ポイント減の28%となった。前年同期はECが、臨時休業した実店舗の受け皿となり、EC事業が大きく伸長したという。
 今期に入ってからは、実店舗を含め、顧客の購買場所の選択肢が分散。その結果、ECの売り上げが前年を下回ったとしている。
 EC事業の売上高の内、自社サイトの占める割合は52.1%。今後はさらに自社サイトの売上比率を向上させたいとしている。
 自社サイトの会員数は順調に拡大を続けており、21年8月末時点の会員数は、21年2月末比で10万人増加し、82万人となった。
 22年2月期の下期は、店舗の在庫検索機能の開発など、店舗とECのシナジー効果を生む施策を展開していくという。ECで展開中の新サービス「名入れサービス」「レンタルサービス」も推進していく。
 22年2月期通期のEC事業売上高は、前期比23%増の100億円で着地すると見込んでいるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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