ほぼ日 21年8月期/通期営業利益が86%増/売上6%増、原価率改善も(2021年10月21日号)

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専用アプリと連動する地球儀「ほぼ日のアースボール」

専用アプリと連動する地球儀「ほぼ日のアースボール」

 ほぼ日の21年8月期の営業利益は前期比86.3%増の1億5500万円だった。売上原価率が前期比4.1ポイント減の45.2%に改善した。在庫水準の見直しなどにより商品評価損が減少した。
 売上高は同6.2%増の56億3900万円だった。専用アプリと連動する地球儀「ほぼ日のアースボール」や、糸井重里社長が企画したロールプレイングゲーム「MOTHER(マザー)」関連商品の販売が順調だった。
 販路別売り上げは直販が前期より2億8300万円増えて40億2300万円となった。全社売り上げに占める直販比率は1ポイント増えて71%となっている。
 販管費は同12.4%増の29億3300万円。海外売り上げが増加したことで販売・物流費用がかさんだ。コロナの影響で発送費が高騰している。期中に本社や店舗などを移転・新設したため、移転費用も発生した。
 経常利益は同71.0%増の1億7000万円、当期純利益は同29.7%増の1億9600万円となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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