日本和装ホールディングス 21年1―6月期/展示会販売好調で増収/自宅に講師が出向く新コースも開始

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大展示会「きものブリリアンツ全国大会2021」の様子

 日本和装ホールディングスの21年1―6月期(中間期)における連結売上高は、前年同期比26.4%増の23億2200万円だった。
 当期から、松田聖子を新イメージキャラクターに起用。幅広い年齢層との接点を広げることを目的に、着付教室の特徴である「超・時短」「超・自由」「超・お得」を訴求した。2月下旬から3月下旬にかけて順次、全国各地で教室の開講を予定していたが、4月からの順次開講に変更した。
 上場15周年企画として、観光地に加え、普段は見ることができない博多織工場や博多ならではのグルメを堪能する「創業地・福岡の食と職を巡る旅」や、きもの業界で活躍する9人の女性作家と意見交換する場として、きものフォーラム「THE WOMEN’S LIFE」などを開催。イベントの中で注力した全国16会場で行われた「縁の会」と東京が会場となる「遊々会」には約2000人が来場した。また、シナジー効果もありグループ会社(ニチクレ・はかた匠工芸)の業績も順調に推移した。
 今後は「教えて・伝えて・流通を促す」という従来のビジネスモデルのメインブランドに加えて、サブブランドの創造にも注力。サブブランドでは、これまで対面で伝えていたことをオンラインを活用、メインブランドよりも低年齢層となる20~40代をターゲットに市場や新規顧客を開拓し、販売につなげる。
 また、営業拠点周辺の中学生に浴衣の着付け教室を開始。和装に触れてもらう機会を増やすことで普及につなげる。
 下期は大型展示会「きものブリリアンツ全国大会2021」を帝国ホテルで開催した。8月21日からは秋の着付け教室として、「超・着付け教室」を全国380教室で開催するほか、新たに富裕層向けに、自宅に講師が出向いて着付けを行う「エグゼクティブコース」を主要都市で開始する。
 22年1月をめどに、「友の会事業」を開始する。100%子会社で信販事業を手掛けるニチクレに、推進部門を設置して、友の会事業(前払式特定取引)の許認可を取得のしたのち、主導的に事業を推進する。
 買物券などの便宜を行うことによって着物を広く愛用してもらう。一定期間積立することで、ボーナスポイントが付与され、商品購入やサービス提供を受けることができるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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