エックスワン 21年2―7月期/NB売上高は堅調に推移/スタジオの利用拡大を期待(2021年9月16日号)

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 ヒト幹細胞培養液化粧品のネットワークビジネス(NB)を展開するエックスワン(本社東京都、市村智樹社長)の21年2―7月期(中間期)の売上高は、前期比17.7%減の4億5300万円だった。今期は店販売り上げがなかったため減収となったが、NBの売り上げは堅調に推移したという。同社では6月に、ライブ配信用のスタジオを開設した。9月以降は、会員によるスタジオの利用が増えると期待しているという。
 エックスワンは6月、東京・青山のサロン内に、インスタグラムのライブ配信用のスタジオを開設した。本社から会員向けに、製品トレーニングをライブ配信する取り組みなどを行っている。7月からは、スタジオの、会員への貸し出しも始めた。
 7月には、親会社のストリームとの共同企画として、エックスワン専用のECサイトを開設。約200品目をラインアップしている。エックスワンでは、新製品などのプロモーションをECサイト内で行い、ウェブ販売の強化を図るとしている。
 コロナ以前は、中国などのインバウンド顧客による店販売り上げが、エックスワンの売り上げの内、大きな割合を占めていた。20年2月度までは、インバウンドの売り上げがまだあったというが、20年3月度以降は、コロナ影響でインバウンドによる売り上げが実質0になったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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