ファーマフーズ 21年7月期/3桁の増収増益を記録/「ニューモ育毛剤」の大ヒットで(2021年9月9日号)

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 ファーマフーズは9月6日、21年7月期の業績を発表、連結業績における売上高は前期比204.5%増の467億5200万円となった。営業利益は同666.6%増の56億7300万円、経常利益は631.0%増の57億6700万円だった。「ニューモ育毛剤」の大ヒットにより、3桁の増収増益を記録した。「ニューモ育毛剤」の売上高267億6300万円のうち、約5割をECが占めるという。インフォマーシャルの比率は2~3割。新聞など紙媒体の広告出稿にも注力したという。
 同社の連結業績における当期純利益は同455.9%増の38億4100万円だった。
 「通信販売事業」の売上高は同245.7%増の435億2400万円、セグメント利益は、同872.3%増の55億7500万円だった。
 「ニューモ育毛剤」の大ヒットが、大幅な増収の最大要因。21年7月末時点の「ニューモ育毛剤」の定期顧客件数は、前年同時期比216.2%増の77万3844件となった。
 同社では21年7月期の通販の広告宣伝費として前期比237.2%増の248億5800万円を計上した。同社では以前から、「広告宣伝効率が投資回収基準内であれば、積極投資を続行」する方針を掲げていた。「ニューモ育毛剤」のCPOが想定よりも良いことを受け、広告投資額を期初の想定よりも大幅に増加させたことが大幅増収につながった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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