ベネッセホールディングス 21年4―6月期/国内教育事業17%増収/学校関連が回復傾向に(2021年9月2日号)

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 ベネッセホールディングスの21年4―6月期(第1四半期)における、国内教育事業の売上高は、前年同期比17.0%増の504億9500万円だった。前年同期は学校や塾の休校が相次ぎ、「進研ゼミ」事業が増収となっていたが、21年4―6月期は「進研ゼミ」の在籍数が減少した。一方、前年同期は売り上げが減少していた、学校や塾向けの事業が、大きく回復したとしている。
 「こどもちゃれんじ」などを展開するKids&Family事業の売上高は、前年同期比6.5%増の171億6200万円となった。前年大きく落ち込んだ、海外こどもちゃれんじ講座事業の売り上げが回復したという。イベント関連の事業の減収は続いているものの、Kids&Family事業全体では増収になったとしている。

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