ショクブン 21年4―6月期/ミールキット、1.3%増に/お試しキャンペーンを積極化(2021年8月19日号)

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 ショクブンの21年4―6月期(第1四半期)は、主力の夕食食材キットが巣ごもり需要を背景に順調に推移したことから、売上高は前年同期比1・2%増の16億5600万円だった。
 セグメント別では「夕食食材」が同1.3%増の15億6100万円、「特売商品」は、同0.4%減の9400万円。
 利益面は、巣ごもり消費により売り上げが順調だったことや、製造経費の見直し効果で売上原価率は59.4%と前年同期の59.9%に比べ0.5ポイント減少した。
 しかし、新規客獲得のための低価格キャンペーン「おためしキャンペーン」の積極的展開や、一部の原材料価格が上昇したこともあり、売上原価率は当初の見込みよりも若干高めに推移した。その結果、売上総利益は同2.6%増の6億7300万円だった。
 販管費は営業所の統廃合で人件費や賃借料が減少した一方、広告宣伝費が増加した結果、前年同期より1300万円多い、6億2800万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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