(一社)全国直販流通協会(事務局東京都)は5月20日、宣伝講習販売協議会を開催した。会員社に対して、新型コロナウイルス感染症対策を実施していることを明記したポスターの内容について討議した。
会員社が実施している感染対策について、昨年から店舗内にポスターを掲示。内容を刷新することで、安心して来店してもらうのが狙いだ。また、店舗内で感染が広がった場合を想定し、特に店舗オープン時に住所と電話番号の記載をすることについて意見を交わした。
協議会では、顧問の千葉一敏先生による薬機法の事案の解説のほか、改正食品表示法、食品衛生法の注意点についても説明した。
事務局からは、改正特定商取引法の議論の進捗や協会の活動として見守り活動について説明があった。
相談室からは、宣伝講習販売の相談件数について、件数が大幅に減っていることが報告された。コロナの影響が大きく出ており、宣伝講習販売はコロナ関連の相談が目立ったという。事務局は「引き続き、過量販売にならないように配慮するような販売を心掛けてほしい」とした。
全国直販流通協会/コロナ対策ポスターを協議/店内掲示で来店客の安心に(2021年6月24日号)
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