【SDGsへの取り組み】 NOSCOライフネットサービス〈女性起点に目標を策定〉(2021年6月3日号)

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社章にもSDGs

社章にもSDGs

 住宅リフォームや太陽光発電・蓄電池を訪問販売するNOSCOライフネットサービス(本社広島県、久留島亮社長)は20年に、SDGsの目標を策定し、組織力を向上させている。
 なかでも、「ジェンダー平等」への取り組みに注力し、女性社員が活躍できる職場環境作りに取り組んでいる。
 同社は今後、社内の女性比率を3割まで引き上げる予定だ。現在、女性社員は9人在籍しており、営業で活躍している女性も多い。営業アポインターのまとめ役は女性が務めているという。
 目標を策定して以降、「実行という意味も含め、女性だけでなく会社全体のモチベーション向上につながっているのではないか」(久留島社長)とし、「SDGsは会社の方向性を導くものでもある」(同)と話している。
 ジェンダー平等の考えについて、「男性と競争することが平等ということにならない。それぞれには役割があると考えている」(同)と説明。その上で「比べてはいけないことが何より重要だ」とも話す。
 SDGsの目標策定は久留島社長が決めた。社長自身もジェンダーという視点を意識しているという。今後の住設業界は、就労人口の比率から、女性の活躍が必須になることも考慮し、女性への職場環境作りを強化していく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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